アドバンテッジリスクマネジメントは、中期経営計画2023に「ウェルビーイング領域のNo.1プラットフォーマー」を目指していると記載している。そこに向けてどんなサービスをしているのかが気になるので調べてみることにした。
その前に、そもそもウェルビーイング(Well-being)とはどういうことなのか?
ウェルビーイングとは何?
ウェルビーイングとは、簡単に言うと「心も体も人間関係の部分から見ても幸福な状態のこと」を言います。
日本WHO協会訳
日本WHO協会では以下のように訳しています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
引用:世界保健機関(WHO)憲章とは/日本WHO協会訳
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
厚生労働省の定義
厚生労働省では、以下のように定義されていました。
「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。
引用:厚生労働省/雇用政策研究会報告書より
確かに肉体的、精神的、社会的の全てが満たされないと幸福と感じることができないです。
次に気になるのは、なぜウェルビーイングが注目されているのかです。
ウェルビーイングが注目されている理由
注目されている理由には、いろんなサイトみましたが、以下の4テーマがあるようです。
- 働き方改革が推進されている
- 人材確保が難しくなってくる
- 多様性について理解が必要になっている
- SDGsにも盛り込まれている
自分なりに噛み砕いてみるとそれぞれの理由はこうです。
働き方改革が推進されている
政府主導で働き方改革が推進しているためです。これは色んな意味で影響大きそうですね・・・。
長時間労働しないように、いろんな働き方を状況に応じてできるように、パートも正社員もそれぞれの雇用形態が納得できる待遇にし、そして働きやすい環境づくりをしてねって感じでしょうか。
それでウェルビーイングよろしくって感じです。
働き方改革とは?
働く方々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等のための措置を講じます。
引用:厚生労働省/働き方改革より
人材確保が難しくなってくる
少子高齢化がどんどん進んでいくので人材不足が深刻になっていく。これから人材確保が大変になるから、働きにくい会社だと人材流出してしまうよ。だから働きやすい環境よろしくね。
そのためにもウェルビーイングをお願いしますね!
多様性について理解が必要になっている
グローバル化が進んでいろんな人たちと関わることになるので、多様性についての理解も必要になるからウェルビーイングの価値観も必要なのでよろしくってところですかね・・・。
多様性(ダイバーシティ/diversity)とは?
引用:ミライイ/多様性(ダイバーシティ)とは?より
「ある集団の中に異なる特徴・特性を持つ人がともに存在すること」です。
ダイバーシティという言葉は、人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的指向、価値観などの多様性から、キャリアや経験、職歴、働き方といった職業生活における多様性まで幅広いジャンルで用いられています。
SDGsの観点から必要
SDGsの項目3に「すべての人に健康と福祉を」とあるので、日本としてこれやるからみんなウェルビーイングよろしくねって感じですね。
引用:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/SDGs_pamphlet.pdf
SDGsとは??
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
引用:外務省/JAPAN SDGs Action Platformより
ウェルビーイングって言葉が出てきた背景には、SDGsや政府などいろんな背景がありますね
こういう情勢についてもアンテナ張っておくことも、株をやる上で必要なのかもしれない。
次に、アドバンテッジリスクマネジメントが、ウェルビーイング領域No.1を目指しているプラットフォーム『アドバンテッジウェルビーイングDXP』を見ていくことにする。
アドバンテッジウェルビーイングDXP
*DXPとは、Digital Experience Platform(デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム)」の略。 多様化したチャネルを管理統合するプラットフォームのこと。
主にやってくれるアドバンテッジウェルビーイングのサービスは以下の通りです。
- たくさんのデータを集めて一元管理
- どのような状態かを見えるようにする
- たくさんのデータの中から専門家の知識・経験より、取り組むべき課題のアクションを組織にも個人にも提示してくれる
などあるようです。詳しくはHPへ。
まとめ
- ウェルビーイングとは、心も体も人間関係もすべてにおいて幸福な状態にあること
- ウェルビーイングが出てきた背景には、働き方改革、少子高齢化、多様性(ダイバーシティ)、SDGsなど様々な背景がある
- アドバンテッジリスクマネジメントは、「アドバンテッジウェルビーイングDXP」でウェルビーイング領域No.1プラットフォーマーを目指している
こうして企業の研究をしていて思ったのが、個人では調べることができるのはせいぜい数社です。しかも浅めになりそう。
まして上場している会社4000近くの状況を調べようと思ったら大変です。四半期ごとに決算もあり状況もどんどん変わっていきます。でもそれを簡単にしてくれるのが四季報です。たった2400円ですごい情報が買えます。しかも証券会社で口座を開設すれば無料で見れます。私はあの分厚い紙タイプを付箋して見ていくのが好きですが・・・。
あとは四季報があっても4000近い数を調べるのは大変だ。もっと効率よく、有望そうな銘柄を教えて欲しい人は株式投資の学校がおすすめです。基礎から応用まで投資のいろはも教えてくれます。
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