まんがで身につくPDCA
- 著者:原マサヒコ/兼島信哉(絵・まんが)
- 出版社:あさ出版
- 出版日:2015/12/16
- ISBN:9784860638320
書評
サスペンス仕立ての漫画で、PDCAを「知ってる」から「回せる」に変える入門書。特に“C(振り返り)”の重要性が腹落ちし、改善の打ち手が出やすくなる。新社会人の仕事術にも、チームの共通言語づくりにも使える一冊。
【どんな本?】
社長が殺された――という事件を軸に、会社の立て直しと謎解きが進む“物語型”のPDCA入門。読む側は主人公たちと一緒に、Plan→Do→Check→Actionを実務の感覚で追体験できる。
【刺さるポイント】
この本の芯は、PDCAの中でも見落とされがちな「C=振り返り」を強く意識させるところ。やりっぱなしにせず、数字・事実で点検し、改善に落とす流れが漫画の展開と結びついて記憶に残る。章ごとにPLAN/DO/CHECK/ACTIONを分けているので、今の自分の弱点(計画が甘いのか、検証が薄いのか)も見つけやすい。
【使いどころ】
「PDCAは聞いたことあるけど、現場で回ってない」人に刺さる。新人研修の一冊目、部署の改善活動の導入、上司と部下の会話(目標・打ち手・検証)の共通フォーマット作りにも向く。
【注意点】
深い理論書ではないので、運用を固めるには自社の目標設定や指標設計とセットで読むのが良い。
