マンガ 孫子の兵法 百戦不敗の十三篇
- 著者:ももなり高
- 出版社:飛鳥新社
- 出版日:2022/03/14
- ISBN:9784864108782
書評
『孫子』をマンガで“戦略の型”として掴める一冊。春秋戦国のドラマを追いながら、勝てる条件づくり・情報戦・兵站・士気など、現代の仕事にも直結する要点が自然に入る。原典に挑む前の入口にも、意思決定を鍛える読み物にも強い。
【どんな本?】
世界最古級の戦略書『孫子』を、物語と解説で読み解くマンガ。春秋戦国時代を舞台に、孫武がいかにして“不敗の戦略”へ辿り着いたかをドラマとして追いながら、十三篇の核心をつかめる構成です。
【刺さるポイント】
孫子の魅力は「奇策」よりも「勝ち筋を先に作る」発想にあると体感できるところ。戦う前に条件を整える、勝てない戦いは避ける、情報と補給で勝負を決める――この骨格が、マンガの展開と一緒に腹落ちします。結果として、ビジネス書でよく見る“戦略っぽい言葉”が、現実の意思決定に落とし込める形で頭に残ります。
【使い方】
読みながら「目的」「制約」「打ち手」「勝ちの定義」を各章で1行メモすると、学びが一段深くなる。次に原典へ進むなら、気になった篇だけ拾い読みしても十分繋がります。
【こんな人に】
戦略を体系で学びたいけど活字の原典は重い人、交渉・競争・組織運営を“勝ち方の設計”として捉え直したい人におすすめ。
