蔵書検索

← 一覧に戻る

マンガでわかるSDGs

  • 著者:SDGsビジネス総合研究所経営戦略会議
  • 出版社:PHPエディターズ・グループ
  • 出版日:2019
  • ISBN:9784909417411

書評

SDGsを「知識」ではなく会社の取り組みに落とす入門書。静岡のお茶メーカーの実例を軸に、17目標の意味→ビジネスとのつなげ方→社内での進め方までをマンガで整理。難しい用語が苦手でも腹落ちし、明日からの行動が決めやすい。中小企業の最初の一冊に。

『マンガでわかるSDGs』は、SDGsを「理念」や「流行語」で終わらせず、会社の仕事にどう落とし込むかを最短で掴ませてくれる入門書。静岡県のお茶メーカーでの取り組みを土台に、SDGsの全体像(17目標)→自社課題との結びつけ→社内で進める段取りまでを、マンガ(ストーリー)と解説で往復しながら整理してくれるので、初学者でも置いていかれにくい。

良いのは、SDGsを“広報の飾り”にせず、顧客・社員・地域などの視点で「何を変えると価値が増えるか」に寄せて考えさせる点。さらに、いきなり大規模な投資を前提にせず、まずは“小さく試して継続する”発想を推しているので、中小企業や個人事業の現場感に合う。

読後は、①自社の強み/弱み②関係する目標を3つ③すぐ測れる指標(例:廃棄、電力、働き方)④今月の一手、までを書き出すと本の内容が行動に変わる。SDGsが遠い言葉に見える人ほど、最初の一冊としておすすめ。