民法(全) 第3版

- 著者:潮見佳男
- 出版社:有斐閣
- 出版日:2022/03/25
- ISBN:9784641138858
書評
民法総則から物権・債権、親族・相続までを1冊で俯瞰できる入門書。要点を絞った説明で体系の骨格がつかめ、条文の読み方と考え方の土台が整う。所有者不明土地など近年改正も反映し、最初の一冊・復習に最適。
【どんな本?】
民法の全体像を「まず一周」するための概説書。総則→物権→担保→債権→契約→法定債権→親族→相続まで、必要なところを押さえつつ、学習の道筋が見えるようにまとめられている。
【刺さるポイント】
分厚い体系書に入る前に、“民法の骨格”を頭に入れられるのが強い。細部の論争よりも、制度趣旨・典型パターン・条文のつながりを中心に説明されるので、「この論点はどの章の何にぶら下がっているか」が迷子になりにくい。近年の改正内容も反映され、古い理解のまま止まらないのも安心材料。
【こんな人に】
①法律初学者で、まず全体地図がほしい人。②試験勉強で各科目の点が線になっていない人。③実務で民法に触れるが、断片知識を整理したい人に向く。
【読み方のコツ】
最初は通読で「全体の流れ」をつかみ、次に自分の弱点分野(例:担保、法定債権、親族など)だけ戻って読み直すと効率がいい。
