データ・ドリブン・マーケティング――最低限知っておくべき15の指標

- 著者:マーク・ジェフリー/佐藤 純、矢倉 純之介、内田 彩香(訳)
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2017/04/20
- ISBN:9784478039632
書評
マーケ施策を「いい感じ」ではなく数字で判断するための実務書。顧客満足や投資対効果など、成果につながる“見るべき指標”を軸に、意思決定・実験・組織文化までを一本化してくれる。KPIが多すぎて迷う人ほど、最初の地図として効く。
【どんな本?】
マーケティングを勘と経験から救い出し、「データにもとづく意思決定」に切り替えるための教科書。成果を伸ばす企業と伸びない企業の差を、指標の置き方と運用の差として捉え直し、現場が“何を測り、どう改善するか”に焦点を当てる。
【刺さるポイント】
KPIの数を増やすのではなく、成果に直結する指標へ“絞る”発想が核。小さな実験で因果を確かめ、顧客データを集め、必要なIT基盤とプロセスを整え、最終的に企業文化へ埋め込む——データ活用を「分析」で終わらせず「経営の習慣」に落とす道筋が見える。
【どう使う?】
自社(自分の活動)で追っているKPIを全部書き出し、①意思決定に使っているか ②改善行動につながるか で仕分けする。残った指標だけを“週次で見るダッシュボード”にして、実験→学習のサイクルを回すと本の価値が出る。
【こんな人に】
マーケの数字が部署ごとにバラバラな人、施策の効果が説明できず会議が感想戦になる人、データ活用を立ち上げたい責任者・幹部に。
