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問題解決プロフェッショナル「思考と技術」

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」

  • 著者:齋藤 嘉則/グロービス(監修)
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 出版日:1997/01/01
  • ISBN:9784478490228

書評

ゼロベース思考×仮説思考、MECEとロジックツリー、そして「ソリューション・システム」で“解く力”を型にする定番。正解探しより、限られた情報で結論を仮置きし、So what/So howで掘り下げて検証→実行へ。仕事の思考が一段クリアになる。

【どんな本?】
コンサル現場で鍛えられた「問題解決」を、2つの思考(ゼロベース思考/仮説思考)と2つの技術(MECE/ロジックツリー)、1つのプロセス(ソリューション・システム)に整理して教える実践書。

【刺さるポイント】
特に効くのは仮説思考。情報が揃うまで待つのではなく、いま出せる結論を“仮置き”して動き、検証で精度を上げる。ゼロベース思考は「前提そのものを外す」ためのブレーキ解除で、思考の幅を広げる。

【使いどころ】
会議前の論点整理、原因特定、打ち手の洗い出しにそのまま使える。ロジックツリーで「漏れ・ダブり」を点検し、最後は1枚のシートに落として関係者と共有すると、議論が前に進む。演習や事例もあり、“型”を自分の手で回す練習になる。

【気をつけたい点】
フレームを当てるだけで満足しがち。事実(ファクト)を取りに行く行動とセットで回すと、本書の真価が出る。「わかる」と「できる」の間を埋めるのは、結局この反復だ。