3000年の叡智を学べる 戦略図鑑

- 著者:鈴木博毅/たきれい(イラスト)
- 出版社:かんき出版
- 出版日:2019/12/18
- ISBN:9784761274634
書評
孫子からGAFAまで、戦略の“流れ”をイラスト図鑑で90分ざっくり理解できる入門書。38の代表戦略をつまみ読みでき、歴史とビジネスが一本につながる。用語の暗記で止まっていた人の「全体地図づくり」に効く。
【どんな本?】
古代の兵法から近現代の競争戦略、さらにIT時代のプラットフォームやGAFAまで、戦略の進化を“図鑑形式”で眺めながら学ぶ本。難しい理屈より、まず「戦略って結局なに?」を体感でつかませる設計で、興味のある項目から読める。
【刺さるポイント】
戦略本の挫折ポイントは、概念名だけ増えて整理できないこと。本書は、孫子・マキアベリ・ナポレオン、ポーター、ドラッカー、ブルー・オーシャン、そして現代のテック戦略へと、系譜として並べてくれるので「この考え方は、何への回答だったのか」が見えやすい。イラストと短い解説で、知識が“点”から“線”になる。
【使いどころ】
新規企画・競争分析・組織の打ち手を考える前の“共通言語づくり”に向く。チームで同じページを開いて「いまの課題は、どの戦略に近い?」と会話するだけでも、議論の解像度が上がる。
【注意点】
実務の手順書というより「戦略の地図帳」。選んだ戦略をどう実装するかは、別の実践書や自社ケースで補うと強い。
