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一生お金に困らない個人投資家という生き方

  • 著者:吉川英一
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 出版日:2012-01-26
  • ISBN:9784478017869

書評

投資を「職業」にする発想を、株・FX・不動産まで一本化して解説。適性チェック→必要スキル→50万円からの資金づくり→家賃収入→相場不調でも小銭を稼ぐデイトレまで道筋が明快。勝ち方より“守り”のリスク管理が効く、会社に頼らない収入の柱づくり入門。

「個人投資家=ギャンブラー」という誤解をほどき、投資で食べていくための“手順”を見取り図にした本。第1章で個人投資家を職業として捉え直し、続いて必要なスキルや適性をチェックして、向き不向きを早めに自覚させる。そこから、株式・FXで元手を作り、不動産で家賃収入という安定の柱を立て、相場が悪い局面でも短時間のデイトレで小さく稼ぐ――と、収入源を複線化して「月100万円生活」を目指す設計が特徴。章立てが“目的→手段→守り”の順なので、思いつきの売買に走りがちな人ほど整理が進む。読みどころは派手な必勝法より、退場しないためのリスク管理(資金配分・損失の許容・メンタルの扱い)を繰り返し強調する点だ。制度や相場環境は変わるので数値は鵜呑みにせず、①生活費と目標額を分解する②資金の置き場所を複線化する③“やらない取引”を決める、の3つを自分のルールに落とすと実用度が上がる。会社に頼らない生き方を考え始めた人の、最初の地図としておすすめ。