人を動かす 新装版
- 著者:デール・カーネギー/山口 博(訳)
- 出版社:創元社
- 出版日:1999/10/22
- ISBN:9784422100517
書評
人間関係の古典。相手を責めない、重要感を満たす、相手の立場で考える――まず“3原則”で土台を作り、好かれる6原則・説得の12原則・人を変える9原則へ展開。実例が多く、明日から試せる。仕事も家庭も効くので、机上の常備薬として繰り返し読む一冊。
【どんな本?】
人づきあいの原理を「人を動かす三原則→人に好かれる六原則→人を説得する十二原則→人を変える九原則」と段階的に整理し、豊富な実例で“行動に落ちる形”まで示す、自己啓発の源流。付録に「幸福な家庭をつくる七原則」も収録し、仕事だけでなく日常の関係性にも適用できる。
【刺さるポイント】
本書の核は、相手を操作するのではなく、相手の尊厳を守りながら協力を引き出す姿勢にある。批判・非難・文句を避け、相手の重要感を満たし、相手の関心から語る。議論で勝つより、相手に話させ、誤りを指摘せず、穏やかに“イエス”を積む。心からほめ、期待をかけ、激励する――古典なのに、今の職場やSNSでもそのまま効く。
【活かし方】
まず一週間だけ「名前を呼ぶ/笑顔/聞き手に回る」を意識して反応を観察。次に注意が必要な場面では、遠回しに伝え、顔をつぶさない。毎日1項目だけ実験し、うまくいった具体例をメモすると定着が速い。
