会計超入門!知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!

- 著者:佐伯良隆
- 出版社:高橋書店
- 出版日:2011/03/31
- ISBN:9784471212469
書評
決算書がまったく読めない人向けに、P/L・B/S・C/Fを「利益=運動成果」「資産=身体」「キャッシュフロー=血流」みたいな比喩で一気に腹落ちさせる入門書。基礎→分析(収益性・安全性・成長性)まで一冊で繋がり、数字が“会社の健康診断”として見えるようになる。
【どんな本?】
会計や簿記の前提知識がなくても、決算書の全体像と「どこを見れば会社の状態がわかるか」を最短距離でつかませる本。前半は用語と3表(P/L・B/S・C/F)の基礎、後半は収益性・安全性・成長性といった“読み解き”へ進み、決算書を実戦で使える感覚に寄せていく構成です。
【刺さるポイント】
最大の武器は、難語を暗記させない説明。利益・資産・キャッシュの関係を、人のカラダに置き換える比喩で理解させるので、数字が「点」ではなく「状態」として見えます。さらに分析編で“危ない会社のサイン/伸びる会社の特徴”へつなげるため、読み終わった後にニュースや有名企業の決算記事が急に読みやすくなるタイプの入門書です。
【活かし方】
読後すぐに、気になる会社を1社選んで「売上・利益の流れ(P/L)→財務の体力(B/S)→現金の増減(C/F)」を順番に眺め、最後に“健康診断メモ”を3行で書く。これを3社やるだけで、知識が定着しやすいです。
【注意点】
“完璧に読める”というより“読める入口を作る”本。細かい会計処理や専門分析は、次のレベルの本で補う前提で使うと満足度が上がります。
