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マンキュー経済学 I ミクロ編

  • 著者:N・グレゴリー・マンキュー
  • 出版社:東洋経済新報社
  • 出版日:2019-09
  • ISBN:9784492315194

書評

世界で定番のミクロ経済学テキスト最新版。需要供給から市場の失敗、情報の経済学や行動経済学までを、図と具体例で“直感→式→理解”の順に積み上げる。独学でも講義の復習でも強い、骨太なのに読みやすい一冊。

『マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編(第4版)』は、ミクロ経済学を「暗記」ではなく“ものの見方”として身につけさせる世界標準の教科書。需要と供給、弾力性、消費者・生産者余剰など基礎の基礎から入り、なぜ市場がうまく働く時と働かない時があるのかを、図と例で丁寧に追わせる。

強みは、難しい概念ほど「直感→数式→現実の例」に落としてくれること。ミクロを学ぶと、値上げ・値下げや規制、税、補助金、独占、外部性といったニュースが“立場の違い”ではなく、仕組みとして読めるようになる。さらに情報の非対称、政治経済学、行動経済学などフロンティアにも触れ、現代の経済を説明する道具箱が広がる。

おすすめの読み方は、章末問題を“理解度チェック”として軽く回し、日常の事例(値上げ、サブスク、混雑料金など)を1つ選んで図で説明してみること。言葉で分かったつもりを、図で言い直せると一気に身につく。学生にも社会人にも、ミクロの背骨を作る決定版。