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鎌倉資本主義――ジブンゴトとしてまちをつくるということ

鎌倉資本主義――ジブンゴトとしてまちをつくるということ

  • 著者:柳澤大輔
  • 出版社:プレジデント社
  • 出版日:2018/11/30
  • ISBN:9784833423045

書評

鎌倉唯一の上場企業カヤックCEOが、地域を「経済資本・社会資本・環境資本」の3つで捉え直し、住民がジブンゴトで関わる“稼ぎ方と幸せ”を提案。ICTや仮想通貨、域内取引の仕掛けで、しなやかなつながりを増やす発想が具体的。行政任せにしないまちづくりの入門に。

【どんな本?】
ゲーム会社として知られる「面白法人カヤック」が、鎌倉というローカルを舞台に実践してきた“地域資本主義”の提案書。地域を「経済資本(財源・生産性)」「社会資本(人のつながり)」「環境資本(自然・文化)」の3つで捉え、どれか一つに偏らず回す設計を示します。

【刺さるポイント】
キモは社会資本=つながりを、単なる美談で終わらせず“経済が回る仕組み”に接続していること。ICTや仮想通貨、域内取引などのツールを使い、柔軟な働き方や小さな挑戦が生まれる土壌を整える。まちづくりを「誰かがやる公共事業」から「自分が関わる事業」に変える視点が、読みやすい言葉でまとまっています。

【活かし方】
読むだけで終わらせず、あなたの地域で①守りたい環境資本 ②増やしたい社会資本 ③稼ぎ直したい経済資本を各3つ書き出す。次に“まず一つ”実験する小さな場(イベント、部活、共同購入、地域ポイント等)を決めると、本書が急に実装ガイドになります。

【こんな人に】
地方創生やコミュニティ運営に関わる人、企業のCSRを超えて地域で事業を作りたい人に。