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株式投資 悪魔のぶっちゃけ話 「絶対儲かる」に騙されるな!

株式投資 悪魔のぶっちゃけ話 「絶対儲かる」に騙されるな!

  • 著者:山本 伸/足立 武志/遠藤 洋/川合 一啓/とりでみなみ/ブラックロックK/渡辺 智/DAIBOUCHOU/PAN
  • 出版社:宝島社
  • 出版日:2021/07/15
  • ISBN:9784299018625

書評

株の世界にある「カモにする仕組み」を、評論家・個人投資家たちがぶっちゃける警鐘本。マネー誌の煽り、ネットの推奨、企業IR、手数料ビジネスの罠を“騙される側のパターン”で解体し、損を避ける判断軸をくれる。儲け話より「まず負けない」土台づくりに効く。

【どんな本?】
コロナ相場以降に増えた“初心者が食い物にされる構図”を、経験豊富な株式評論家・投資家陣が具体例で暴く一冊。マネー誌の煽り、ネットのポジショントーク、企業IRの見せ方、手数料ビジネスなど、投資以前に知っておきたい「罠の設計」をまとめています。章立ても「手数料ビジネス」「IRに騙されるな」「自称専門家を真に受けるな」「なぜ8割は儲からないのか」など、地雷原マップ的。

【刺さるポイント】
この本の強さは、“正しい手法”を教えるより先に「なぜ判断が歪むか」をインセンティブで説明するところ。情報発信者は善意だけで動かない。広告・手数料・承認欲求・ポジション…その動機を疑うだけで、危ない話の多くが見抜けます。さらに「四捨五入で億り人」的な誇張や、自動売買への安易な期待にも釘を刺し、現実的な目線に引き戻してくれます。

【活かし方】
読みながら、自分用の“怪しい情報チェックリスト”を作るのが最短ルート。①誰が得する情報か ②根拠は一次情報か ③再現条件(期間・資金量・コスト)が書かれているか ④最悪ケースが語られているか。これを習慣化すると、勝ち筋探しの前に「負け筋回避」が固まります。