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マンガ 相場の神様 本間宗久翁秘録――酒田罫線法の源流

マンガ 相場の神様 本間宗久翁秘録――酒田罫線法の源流

  • 著者:森生文乃
  • 出版社:パンローリング
  • 出版日:2004/07/22
  • ISBN:9784775930090

書評

ローソク足の源流とされる「酒田罫線法」を、伝説の相場師・本間宗久の生涯ドラマとしてマンガで追体験できる一冊。『本間宗久翁秘録』全157章の要点が現代語訳つきで入り、相場の心理や“天井を買わず底を売らず”の感覚が腹落ちする。チャート学習の導入に最適。

【どんな本?】
江戸中期、酒田から現れ堂島・蔵前の米相場を席巻した本間宗久。その強さの秘密を「統計に基づくチャート分析」として描き、宗久の極意『本間宗久翁秘録』全157章に現代語訳を添えて、マンガで読み解く構成です。酒田罫線法(ローソク足の源流とも言われる)を“物語”として覚えられるのが魅力。

【刺さるポイント】
相場の上げ下げを当てる話というより、群衆心理・欲と恐怖・待つ技術が繰り返し叩き込まれます。「底売らず、天井買わず」「買八分・売二分」といった有名な言い回しが、単なる格言から“相場の姿勢”へ変わる感覚が出る。さらに林輝太郎の特別寄稿が入り、実践者視点の補助線も引けます。

【活かし方】
学びのコツは、名言集として読むより「自分の売買ルール」に翻訳すること。エントリー条件、利確・撤退条件、見送る条件を3行で書き、宗久の教えと照合していくと、チャートの見方が一段クリアになります(特に“待つ”を鍛える用途で強い)。