蔵書検索

フィッシャーの『超』成長株投資――普通株で普通でない利益を得るために

フィッシャーの『超』成長株投資――普通株で普通でない利益を得るために

  • 著者:フィリップ・A・フィッシャー/荒井拓也(監修)/高田有現・武田浩美(訳)
  • 出版社:フォレスト出版
  • 出版日:2000/10/27
  • ISBN:9784894511026

書評

成長株投資の古典。企業の質を見抜く「15のポイント」を軸に、現場取材(スカトルバット)で本当に強い会社を探し、買い時・売り時・配当の考え方まで整理する。銘柄当てではなく“調べ抜く姿勢”を鍛える一冊。長期で勝ち残る土台になり、迷いを確実に減らす。

【どんな本?】
フィリップ・A・フィッシャーが、普通株で「普通でない利益」を狙うための調査法と判断基準をまとめた成長株投資の古典。企業の強さを見抜く「15のポイント」、買い時・売り時、配当の扱い、やってはいけないことまで一気通貫で示す。

【刺さるポイント】
最大の武器はスカトルバット(現場取材)発想。決算や指標だけでなく、顧客・競合・取引先など“周辺情報”から企業の質を確かめる。さらに「売り時は本当にあるのか?」といった長期保有の視点が、短期のノイズを削る。調べた分だけ自信の根拠が増えるのも大きい。

【活かし方】
気になる銘柄を1社選び、15項目をチェックリスト化して空欄を埋める。埋まらないなら“まだ買わない”が結論。買う前に「成長の源泉」「経営の誠実さ」「長期で悪化しうる点」を文章で残すと、売買がブレにくい。

【注意点】
即効の売買テク本ではなく、調査と意思決定の訓練書。手間は増えるが、その分、長期で再現性が上がる。