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相場の道――松辰遺稿・現代語訳注

相場の道――松辰遺稿・現代語訳注

  • 著者:松村 辰次郎/松村 忠次郎/林 輝太郎
  • 出版社:同友館
  • 出版日:2012/03/01
  • ISBN:9784496048685

書評

伝説の相場師「松辰」遺稿を、林輝太郎が現代語訳+注で“実戦の教訓”として蘇らせた一冊。相場運を拓く考え方、五常(仁・礼・智・義信)で心を整える作法、サヤ取り・ナンピン・買い占めの心理まで踏み込む。手法より「軸」を鍛えたい人に刺さる。

【どんな本?】
大相場師・松村辰次郎(松辰)の遺稿『相場の道』を、林輝太郎が現代語訳注として読み解く“相場の古典の再編集”。相場を当て物にせず、勝ち残るための「心の置き所」と「行動の型」を、体系で学べる。

【刺さるポイント】
相場を支えるのは情報ではなく「自分の軸」という主張が一貫。開運論=運を呼ぶのは偶然ではなく、忍耐と修練の積み重ねだと説き、さらに五常(仁・礼・智・義信)で欲と恐怖を制御する視点がユニーク。加えてサヤ取り・ナンピン・買い占めといった“特殊商い”を、技術より心理の罠として読むと現代にも効く。

【活かし方】
読後に「相場で崩れる場面」を3つ書き出し、各場面に対応する“禁止事項”と“次の一手”を1行で固定すると、本書が日々のチェックリストになる。

【こんな人に】
手法迷子・情報過多で疲れている人、売買以前にメンタルと判断軸を整えたい人。