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勝者へのルール

勝者へのルール

  • 著者:林輝太郎
  • 出版社:同友館
  • 出版日:2008/07/17
  • ISBN:9784496044359

書評

相場の勝者と敗残者を分けるのは、情報量でも才能でもなく“守るべきルール”の有無。60年以上の売買から、自己責任の徹底、玉の入れ方、手仕舞い、相場本との距離感までを短く断言する。迷った時に読み返すと、余計な売買と感情のブレが確実に減る。土台の再点検に最適。

【どんな本?】
相場の歴史で“勝者”が少ないのは、手法が難しいからではなく、守るべきルールを自分で決め切れないから――。昭和23年から株に向き合ってきた著者が、相場技術論、相場本への向き合い方、玉の入れ方、自己責任の社会での立ち回り、成功の基礎をまとめた一冊。

【刺さるポイント】
予想や評論より、まず「自分の責任で決める」姿勢を徹底させる。出来高や変動要因など“指標”の扱いも万能視せず、建玉と手仕舞いの整合で結果を作る発想が一貫。相場に神も仏もいない、と割り切った言葉が、迷いと依存を断つ。

【活かし方】
刺さった一文を3つ抜き、①入る条件②増減のルール③出る条件(撤退含む)に翻訳してA4一枚に固定。売買後は損益より「ルール違反の有無」だけ採点し、週1で修正点を追記すると、本書が“道標”になる。

【注意点】
制度や相場環境は刊行当時と変わるので、具体数字より考え方と型を抽出して使う。長く効く。