財産づくりの株式投資――売買の基礎の基礎

- 著者:林輝太郎
- 出版社:同友館
- 出版日:2000/10/01
- ISBN:9784496030680
書評
株で財産を作るには、当て物をやめ「土台」を固めよ——林輝太郎が相場の考え方、流儀、技法、練習法を“くどいほど”基礎から解説。売買の型を先に決め、記録と検証で上達する道筋が見える。派手さより、崩れない設計を手に入れる一冊。
【どんな本?】
株式投資で財産を作るために必要な「考え方」と「基礎技術」を、最初から最後まで“基礎の基礎”としてまとめた本。章立ては「相場の考え方/投資活動と流儀/相場技法というもの/練習と上達について/財産をつくるために」と、上達の順番がそのまま構造になっている。
【刺さるポイント】
本書の強みは、テクニック集ではなく“再現できる型”に落とし込むところ。相場を正しく認識する→基礎技術を覚える→練習して体に入れる、という当たり前を徹底し、焦り・欲・成功体験で崩れるポイントを先回りして潰す。読むほど「増やす」より「絞る」「守る」が勝ち筋だと腹落ちする。
【活かし方】
読後は、A4一枚に「自分の基礎」を固定すると効く。①監視銘柄数 ②仕掛け条件 ③分割の回数 ④手仕舞い条件 ⑤休む条件。これを1か月だけ厳守し、損益より“ルール違反ゼロ”を目標に回すと、本書の意図が現場で生きる。
【注意点】
制度や手数料など環境は変わる。数字の細部より、上達を作業化する手順(記録→検証→改造)を抽出して使うのが安全。
