蔵書検索

うねり取り入門――株のプロへの最短コース

うねり取り入門――株のプロへの最短コース

  • 著者:林輝太郎
  • 出版社:同友館
  • 出版日:1998/07/01
  • ISBN:9784496026416

書評

約3か月周期の株価の“うねり”を狙い、銘柄を絞って分割売買でコツコツ取る――林輝太郎の代表的手法の入門。成功者の実例→用具(場帖・グラフ)→統計と現実→討論の順で、当て物をやめて「やさしいやり方」を体に入れる。休む勇気と欲の制御が肝。初心者にも道筋が見える。

【どんな本?】
株価には「上げ下げの波(うねり)」があり、約3か月(またはその整数倍)といった周期性を前提に、銘柄を絞って淡々と売買する——その考え方と訓練手順をまとめた入門書。成功者の実例から入り、道具(場帖・グラフ)→統計的検討→現場の討論へと進む構成で、「当て物」から「やさしい型」へ読者を引っ張る。

【刺さるポイント】
一貫して強いのは、予想よりも“やることを固定する”姿勢。①専門(銘柄・業種を絞る)②分割売買(欲で玉を膨らませない)③休み(相場から離れる局面を決める)を軸に、勝ち方ではなく崩れない設計を教える。討論パートは、机上の理屈ではない「現場の空気」を補ってくれる。

【活かし方】
読むほど手法を増やしたくなるが逆。まずは監視銘柄を少数に決め、場帖・メモの型を作り、1サイクル(約3か月)だけルール厳守で回す。利益より「違反ゼロ」を目標にすると、うねり取りの核心が掴める。

【注意点】
刊行が古く、手数料や制度・情報環境は今と違う。数字の細部は現代仕様に置き換え、考え方(周期×分割×休み×記録)を抽出して使うのが安全。