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世の中は期待値でできている

世の中は期待値でできている

  • 著者:鍵本聡
  • 出版社:エムディエヌコーポレーション
  • 出版日:2021/09/10
  • ISBN:9784295201908

書評

投資・保険・宝くじ・進学・恋愛まで、日常の選択を“期待値”で見える化する入門書。数学が苦手でもOKと背中を押しつつ、ビジネスで求められる「速く、正確に判断する力」を、集合→順列組合せ→確率の基礎から丁寧に積み上げていく。感覚の損得が数字に変わり、迷いと後悔が減る。

【どんな本?】
「期待値」を武器に、判断の質を上げるための“数学の実用書”。期待値を理解する土台として、集合→順列・組み合わせ→確率を順番に学び、最後に期待値へつなげます。投資・保険・宝くじ・進学など、身近な題材で「数字にすると何が見えるか」を体感できる構成です。

【刺さるポイント】
本書が効くのは、正解を当てに行くのではなく「平均すると得か損か」「最悪のときの痛手はどれくらいか」を考える癖がつくこと。感情や雰囲気で決めがちな場面ほど、期待値は“判断の背骨”になります。

【活かし方】
読んだら、①今迷っている選択を1つ ②起こり得る結果を3つ ③それぞれの確率と損得(ざっくりでOK)を書き出して、期待値を出してみる。計算より「分解して考える」習慣が残ります。

【注意点】
基礎の計算は避けられないので、さっと読むより手を動かして進める本。結論より“考え方の型”として使うのが一番お得です。