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「週4時間」だけ働く。――9時‐5時労働からおさらばして、世界中の好きな場所に住み、ニューリッチになろう。

「週4時間」だけ働く。――9時‐5時労働からおさらばして、世界中の好きな場所に住み、ニューリッチになろう。

  • 著者:ティモシー・フェリス 訳者:田中 じゅん
  • 出版社:青志社
  • 出版日:2011/02/03
  • ISBN:9784905042099

書評

「いつか」ではなく「今」を増やすための、働き方と人生設計の再構築本。時間と移動の自由を手に入れる“ニューリッチ”という考え方を軸に、捨てる→自動化→解放の順で行動を組み替える。労働時間より、仕組みの作り方に目が開く。

【本書のテーマ】
本書は、9時‐5時の働き方を前提にした「先送り人生プラン」を捨て、自由度の高い生き方を“設計”するための実践書だ。目指すのは、時間と移動を武器に「今」を厚く生きる“ニューリッチ”。

【核となる発想:ニューリッチ】
出世競争の延長で老後にまとめて幸せを回収するのではなく、生活の自由を先に取りにいく。場所に縛られず、理想の時間配分で暮らす――そのための青写真を提示する。

【構成:D-E-A-Lで順番を固定】
全体は、定義(D)→捨てる(E)→自動化(A)→解放(L)という流れで進む。まず“何を目指すか”を決め、ムダを削り、収入や作業を仕組みに移し、最後に自由を取り戻す、という順番が明快だ。

【効きどころ】
刺さるのは、「努力」より「設計」を優先する姿勢。やる気を燃やす話ではなく、やらないことを決め、動かなくても回る形を作る発想が、仕事にも副業にも転用できる。

【読後の実装】
まずは“捨てる(E)”からでいい。1週間の予定を見返し、やらなくても困らない作業を3つ消す。次に「残したい自由(時間/場所)」を一行で定義し、DEALの順に自分の生活へ当てはめると、この本は机上の理想論から一気に現実の道具になる。