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人と社会の本質をつかむ心理学

  • 著者:内藤誼人
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 出版日:2021-11-20
  • ISBN:9784799327869

書評

心理学を“使える知識”にしたい人は買い。1日1テーマで、人の行動・判断のクセを実験や事例から学び、最後に自分の言葉で整理するワーク型。読んで終わらず、仕事や人間関係の判断力が上がる。

本書は「心理学を知っているつもり」で終わらせず、日常と仕事で“使える理解”に変えるためのワーク型入門です。特徴は、1日1テーマの短い単位で、人の行動や意思決定に働く心理(認知の偏り、集団の影響、学習、モチベーションなど)を扱い、最後に自分の考えを言語化してアウトプットする流れが組まれている点。読んで「なるほど」で終わりがちな心理学を、自分の経験に引き寄せて確かめられるので、腹落ちが速い。 
また、心理学は“身近なことばかりを研究対象にする学問”という前提から入るため、難しい用語に圧倒されにくく、学び直しにも向きます。通読して全体像を作ったあと、気になるテーマ(仕事の判断、人間関係、幸福感など)を繰り返し引くと効果が高い。知識の暗記ではなく、ものの見方を更新する一冊として、独学の補助線になります。