蔵書検索

← 一覧に戻る

お経と仏像で仏教がわかる本

  • 著者:内藤孝宏(編著)
  • 出版社:洋泉社
  • 出版日:2017-02
  • ISBN:9784800311726

書評

お寺や仏教が気になるけど「用語が難しい」人は買い。よく聞くお経の意味と、代表的な仏像の見分け方をセットで図解し、参拝が“わかる体験”に変わるムック。通読より、気になる項目を引く使い方が正解。

本書は、仏教を「教義の勉強」ではなく、参拝や仏像鑑賞で役立つ“実用の教養”としてまとめたムックです。入口を「お経」と「仏像」に置くのが上手く、般若心経など耳にする機会が多いお経を、丸暗記ではなく「何を言っているのか」の要点で整理しながら、阿弥陀如来・観音・地蔵など主要な仏像の特徴(持物、ポーズ、役割)を見分けられるように導きます。寺社巡りをしていても「雰囲気はいいけど、結局よく分からない」で終わりがちな人に、観察ポイントを与えてくれるタイプの本。
読み方は、最初から読破するより、参拝前後に「この仏さまは誰?」「この経は何のため?」と気になった箇所を引くのが一番効きます。知識が増えるほど、同じお寺でも見える情報が増え、旅や散歩の満足度が上がる。仏教入門の最初の一冊として、気軽で実用的です。