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MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣――シリコンバレーの起業家が教える世界で通じる最強のビジネス教養

MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣――シリコンバレーの起業家が教える世界で通じる最強のビジネス教養

  • 著者:シバタナオキ
  • 出版社:日経BP
  • 出版日:2017/7/12
  • ISBN:9784822255275

書評

決算書を「会計のルール」ではなく「ビジネスの構造と未来」を読む道具に変える入門。売上の質、利益の出どころ、投資と回収、同業比較まで、実在企業の決算でストーリー化していく。数字が苦手でも“見る順番”が決まるので、仕事の判断力が一段上がる。

【どんな本?】
「決算が読めない」を、簿記の勉強でなく“読み解く習慣”で解決しようとする実務書。著者の経験(東大・スタンフォード・楽天・シリコンバレー等の文脈)を背景に、実在企業の決算を材料にして、事業モデルの違い・成長戦略・将来の展望をどう読み取るかを解説します。会計用語の暗記より「どこから見れば、何が分かるか」を先に置くのが特徴。

【刺さるポイント】
“数字の羅列”を「ドラマ」に変える、という発想が強い。売上は増えているのに苦しい会社/利益が薄いのに強い会社――こうした違いを、PL・BS・CFのつながりや、投資と回収の時間差として眺め直せるようになります。読むほど「好きな銘柄」ではなく「強い構造」を探す目になり、ニュースや決算短信の見え方が変わる。

【活かし方】
まずは本の型どおりに、気になる企業を1社だけ選んで同じ手順で読む→同業1社と比べる、までを1セットにするのがおすすめ。最後に「この会社の勝ち筋は何で、次に崩れるとしたらどこか?」を1行で書くと、“読めた感”が実力に変わります。