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サラリーマンが小さな会社の買収に挑んだ8カ月間―個人M&A成功のポイント

サラリーマンが小さな会社の買収に挑んだ8カ月間―個人M&A成功のポイント

  • 著者:大原達朗
  • 出版社:中央経済社
  • 出版日:2020/08/03
  • ISBN:9784502351617

書評

個人でも参入できる小規模M&Aを、サラリーマン主人公の8カ月実録で追う一冊。案件探し→面談→DD→契約→引継ぎまでの流れと、失敗しがちな落とし穴をストーリーで体感できる。自分でやる所/専門家に任せる所の線引きが明快で、初めての買収の不安が減る。

【どんな本?】
一人の真面目なサラリーマンが、小さな会社を買収して引き継ぐまでの「8カ月」を物語で追いながら、個人M&Aの基礎と実務の勘所を学べる本。ストーリーの合間に解説が挟まれ、DD(デューデリジェンス)や手続きの流れを“その場で”補給できる構成です。

【刺さるポイント】
怖いのは資金より「情報不足」と「段取り不足」。本書は、案件情報の集め方、面談で見るべき点、専門家に任せる範囲、契約での注意、そして買収後に何が待っているかまでを、現場目線で線引きしてくれます。成功談だけでなく、ヒヤッとする局面があるのもリアルで、甘い幻想をほどよく冷ましてくれる。

【活かし方】
自分の条件(地域・業種・規模・許容リスク)を先に紙1枚に固定し、各章のチェック項目をリスト化。案件を見るたびに「確認できた/できてない」を○×で更新すると、次に相談すべき専門家と論点が自然に見えてきます。

【こんな人に】
小規模M&Aに興味はあるが、何から始めればいいか分からない人、買う前の準備で失敗したくない人に。