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世界一やさしい問題解決の授業

世界一やさしい問題解決の授業

  • 著者:渡辺健介
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 出版日:2007/06/28
  • ISBN:9784478000496

書評

「大きな問題ほど小さく分ける」が合言葉。原因を“お医者さんの診断”のように切り分け、打ち手を作り、夢を小さな目標と行動に変えていく。身近なストーリーとイラストで中高生でも理解でき、仕事の課題整理・改善にもそのまま使える問題解決の型が身につく。

【どんな本】
世界最高峰の経営コンサルで教えられる「問題解決」を、授業形式のストーリーとイラストで噛み砕いた入門書。難しい用語よりも、考える順番(プロセス)を体に入れることを狙っている。

【小さく分けて突破する】
核は「大きな問題でも、小さく分ければ必ずとっかかりが見える」という発想。まず現状と理想のギャップを“問題”として定義し、何が起きているのかを言語化する。ここが曖昧だと、努力が空回りする――その当たり前を、具体例で腹落ちさせる。

【原因→打ち手の作り方】
次に、お医者さんの診断のように原因を洗い出し、絞り込み、解決策(打ち手)を考える。いきなり答えに飛びつかず、「原因の候補を全部出す→確からしい順に検証する」という手順を学べるのが強い。

【目標を行動に落とす】
最後は、ひとつの大きな夢を小さな目標に分解し、達成方法を決めて実行する章へ。問題解決を“思考遊び”で終わらせず、行動計画まで接続しているので、勉強・部活・仕事の改善に応用しやすい。

【おすすめの使い方】
読みながら、いま抱えている悩みを1つだけ選び、「問題定義→原因→打ち手→行動」をノートに写経する。1回でも回せると、以後の課題が感情ではなく手順で扱えるようになる。