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投資家心理 感情を支配して投資するためのセルフコーチング

投資家心理 感情を支配して投資するためのセルフコーチング

  • 著者:王奕璿(ワン・イージェン) 訳者:田畑陣/黄婷筠
  • 出版社:ビジネス教育出版社
  • 出版日:2023/03/25
  • ISBN:9784828309897

書評

負けを取り返そうとして傷を深くする——その“感情型投資”の癖を、自己コーチングで矯正する心理入門。買値への執着、不安、過剰取引を分解し、相場の揺れが心身に与える影響も整理。記録・ルール化・撤退基準で再現性を上げる、投資がつらい人の処方箋の一冊。

【どんな本?】
投資で苦しくなる原因を、知識不足より“感情”の暴走として捉え直す一冊。感情型投資の特徴(お金を借りて投資する、十分な知識がないまま飛び込む等)を整理し、感情の浮き沈みが意思決定をどう歪めるか、相場変動が心身に及ぼす影響まで順に解説。最後に心理面・行動面の攻略法として、記録・ルール・振り返りのセルフコーチングを提示する。

【刺さるポイント】
負けた直後の取り返し、含み損への固執、画面を見続ける不安など“あるある”を言語化し、性格ではなく再現性のあるパターンとして扱う点。相場観の当てっこより、プロセス(判断の質)を管理する方向へ軸が移り、自分を責める代わりに環境と手順を整える発想が手に入る。

【活かし方】
取引ごとに「感情(0-10)/根拠/撤退条件」を3行で残し、週末に同じ失敗パターンだけ抽出。次週はルールを1つだけ変更して検証する。相場が荒れた日は“取引しない条件”も追加すると崩れにくい。

【こんな人に】
損切りが遅い、ポジポジ病、ニュースで売買がブレる人に。