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新版 科学がつきとめた「運のいい人」

新版 科学がつきとめた「運のいい人」

  • 著者:中野信子
  • 出版社:サンマーク出版
  • 出版日:2023/09/01
  • ISBN:9784763140807

書評

運は“生まれつき”ではなく、思考と行動の癖で増やせる――脳科学者が「運のいい人の共通点」を習慣レベルに落とし込む。自分を大切に扱い、運がいいと決め、他者と共に生き、基準を自分で持ち、祈る。毎日の選択を少し変えるだけで、偶然が味方になる感覚が育つ。

【どんな本?】
「運がいい人」は特別な星の下に生まれた人ではなく、世界の受け取り方と動き方に“型”がある――それを脳科学の視点でまとめた一冊。運を「偶然」ではなく「確率を上げる習慣」として扱い、思考の置き方・人との関わり・目標の立て方まで、日常で再現できる形にしている。

【刺さるポイント】
印象的なのは、運を上げるためにまず“自分を雑に扱わない”ところから始まる点。自己評価が低いと、チャンスも好意も受け取れず、結果として不運に見えるループに入る。逆に「私は運がいい」と先に決めると、情報の拾い方と行動が変わり、現実の当たりが増える。さらに、ひとり勝ちより“共に生きる”姿勢が、巡り巡って自分に返ってくる——運を人間関係の設計として捉えるのも実践的だ。

【読み方・使い方】
読み終えたら、今日からやる行動を1つだけ決めるのがコツ。①自分を大切に扱う②運がいい前提で動く③人に小さく親切にする④目標を自分の物差しで測る⑤祈る(願いを言語化する)――この5つから一つ選び、1週間だけ試す。運は気分ではなく、再現可能な“仕組み”として育っていく。