お金を稼ぐ読書術
- 著者:午堂登紀雄
- 出版社:ビジネス社
- 出版日:2009-07
- ISBN:9784828415161
書評
読書を「自己投資」として収益につなげる発想を、インプット→アウトプットの流れで整理。要約・メモ・行動化で“読んで終わり”を防ぎ、知識を価値に変える。読書が続かない人の習慣づくりにも効く。
本書は、読書を「教養」ではなく“稼ぐ力をつける道具”として扱い、読んだ内容を現実の成果へ接続するための手順を示す一冊だ。副題が象徴するように、ポイントは大量に読むことより、アウトプット前提で読むこと。読前に目的(何を改善したいか)を決め、読みながら使える要点だけを拾い、読後すぐに「一つだけ試す」——この回し方が徹底されている。読書メモも美しくまとめるより、行動に移せる形(チェックリスト、手順、言い回し)に落とすのが主眼で、ビジネス書を“実務の部品”として扱う感覚が身につく。
読書術の本は多いが、本書は「読んだのに何も変わらない」を真正面から潰しにくるタイプ。まずは1冊選び、学びを3行で要約し、48時間以内に小さく実行する——このミニ習慣だけでも効果が出やすい。読みっぱなしを卒業したい人、自己投資を“回収”したい人に向く。
