大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる

- 著者:高橋 伸夫
- 出版社:KADOKAWA
- 出版日:
- ISBN:9784046017659
書評
経営学の主要テーマを「組織・戦略・技術経営」の3本柱で一気に俯瞰できる入門書。難解な理論の暗記より、現場で意思決定する“経営者の視点”を作るのが目的。学び直しや、ビジネス書を読む前の地図として強い一冊。
「経営学って結局なにを学ぶの?」に、最短で答えてくれる“地図”みたいな本。経営学を、①人や組織をどう動かすか(組織・意思決定)②勝ち筋をどう作るか(全社・競争戦略)③モノづくりや品質・開発をどう回すか(技術経営)という3領域に整理し、重要ポイントだけを抜き出してつなげてくれます。読んでいて良いのは、用語説明で終わらず「だから現場では何を見て、どう決める?」へ寄せているところ。仕事の打ち手が散らかっている時に読むと、問題の置き場所が分かりやすくなります。おすすめの読み方は、各章を“自分の職場”に置き換えて、①いまのボトルネック②打ち手の選択肢③評価指標、の3点をメモすること。経営を体系でつかみたい人、MBAっぽい全体像を10時間で押さえたい人の最初の一冊に。
