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大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる

  • 著者:阿部 誠
  • 出版社:KADOKAWA
  • 出版日:
  • ISBN:9784046020154

書評

マーケの全体像を最短でつかむ“地図”。「モノを売る/買う」行為の裏のロジックを、消費者行動・リサーチ・戦略・4Pから、CRM/ブランド/ネット/ビッグデータまで一気に整理。読後すぐ、自社の課題→仮説→検証指標が書ける。施策が場当たりな人の軸づくりに効く。

『大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる』は、マーケを“流行の施策集”ではなく、意思決定の体系としてつかむための入門書。市場と顧客をどう分析し、どの事業機会を選び、誰に・何を・どう届けるかを、消費者行動/マーケティング・リサーチ/戦略立案/4Pへと順に積み上げていく構成だ。東京大学での講義背景を踏まえ、セグメンテーションやポジショニング、価値提案、価格・流通・販促の設計を「なぜそう決めるのか」から整理できる。後半ではCRM、インターネット、ビッグデータ、ブランド、サービスなど現代的テーマまで射程に入れ、経験や勘ではなくデータで判断する姿勢を鍛える。おすすめの読み方は、各章ごとに①仮説(誰の何を変えるか)②打ち手(4P)③検証指標、をメモして自分の仕事に当てはめること。読む→書く→試すの循環が回り、学びがそのまま成果に変わりやすい。特に、社内で施策の優先順位や投資対効果を説明する場面で“共通言語”として使えるのが強み。