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マンガでやさしくわかる起業

マンガでやさしくわかる起業

  • 著者:中野裕哲/青木健生(シナリオ制作)/大舞キリコ(作画)
  • 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
  • 出版日:2014/12/21
  • ISBN:9784820719151

書評

起業を「勢い」ではなく“段取り”で成功させる入門。準備→事業計画→資金計画→具体化→開業準備を、マンガで疑似体験しつつ解説で補強する。半年で開業を目指す主人公の動きが、やることの順番と抜け漏れを可視化してくれる。独立前のチェックリスト本。

【どんな本?】
起業のプロセスを「マンガ+解説」のサンドイッチ構成で学べる実務入門。主人公が“半年後の開業”に向けて動く物語を軸に、起業前の準備から、ビジネスプラン(事業計画)、資金計画、計画の具体化、開業直前の備えまでをステップで追える。読むだけで、起業の全体像とやるべき順番が頭に入るタイプ。

【刺さるポイント】
良いのは「根性で何とかする」系ではなく、抜けると致命傷になる論点を先に押さえるところ。誰に何を提供するのか、数字(資金・計画)をどう置くのか、準備が曖昧なまま走っていないか——という“現実の壁”を物語で踏ませるので、机上の空論になりにくい。結果として、起業を「夢」から「手順」に落とし込める。

【向き・不向き】
向くのは、初めての起業で全体像を短時間で掴みたい人、計画やお金の話を避けがちな人、やることをチェックリスト化したい人。不向きなのは、法人設計や税務など“専門領域の深掘り”まで一冊で完結したい人(そこは別教材が必要)。まず土台を作る一冊として強い。