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アドラーの教え『人生の意味の心理学』を読む(まんが!100分de名著)

アドラーの教え『人生の意味の心理学』を読む(まんが!100分de名著)

  • 著者:岸見一郎(監修)/NHK「100分de名著」制作班(監修)/藤田美菜子(脚本)/上地優歩(まんが)
  • 出版社:宝島社
  • 出版日:2017/04/22
  • ISBN:9784800261601

書評

アドラーの『人生の意味の心理学』を、マンガで“要点だけ”掴める入門。人生の目的、共同体感覚、劣等感との付き合い方などを、説教臭くなく日常の悩みに接続してくれる。まず全体像を理解し、必要なら原著へ進むための橋渡しに最適。

【どんな本?】
NHKの「100分de名著」系の“噛み砕き”をマンガ化した一冊で、アドラー心理学の要点をストーリーで追いながら理解できる構成。原著を最初から読破するのが重い人でも、「アドラーは何を問題にし、何を目指すのか」を短時間で整理できます。

【刺さるポイント】
アドラーの核は、過去の原因探しより「これからどう生きるか」を立てる視点。劣等感や承認欲求を“潰す”のではなく、共同体(他者との関係)の中で意味を見出す方向へ導くのが特徴です。本書はそこを、具体的な会話や場面で見せるので、「考え方は分かったけど行動が変わらない」を減らしてくれます。

【向き・不向き】
向くのは、自己啓発に疲れている人、心理学を“使える言葉”で掴みたい人、原著の前に地図が欲しい人。不向きなのは、概念を厳密に学びたい人(この本は入口なので、深掘りは原著・解説書が必要)。