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バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則

バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則

  • 著者:柿内尚文
  • 出版社:かんき出版
  • 出版日:2021/12/21
  • ISBN:9784761275778

書評

「伝える」ではなく「伝わる」を設計する本。ゴール設定→納得感→相手ベース→見える化…と“伝わる構造”を積み上げ、比較・たとえ・ネーミングなど36の技術で具体化する。会話・説明・プレゼン・SNSまで、今日から改善できるチェックリストになる。

【どんな本?】
編集者として取材と企画を重ねてきた著者が、「伝え方は才能ではなく仕組み」として整理した実践書。ポイントは、正しいことを言うより“伝わったこと”で人は判断する、という前提に立つこと。まず「伝わる」は7階建て(ゴール設定、納得感、相手ベース、見える化、聞く力、親近感、信頼感)として土台を組み、次に36の技術で言葉と構成を磨いていく流れです。

【刺さるポイント】
刺さるのは、テクニックが単発ではなく「構造→技術→行動」へ接続しているところ。比較やたとえ、数字、言いかえ、ネーミングといった武器を使う前に、相手のゴールと納得を先に置くので、説得や説明が“押しつけ”になりにくい。さらに「伝えるのが面倒な人」への対応策まで扱い、現場で起きるストレスを減らす実務感も強い。

【向き・不向き】
向くのは、プレゼン・企画書・営業・面接・SNSなど「言葉で損している」実感がある人。逆に、文学的に美しい文章術を深掘りしたい人にはやや実用寄り。ただ、“伝わる構造”を自分のテンプレにできると、一生使える土台になります。