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デイトレード ― マーケットで勝ち続けるための発想術

  • 著者:オリバー・ベレス/グレッグ・カプラ(著)、林康史(監訳)、藤野隆太(訳)
  • 出版社:日経BP
  • 出版日:2002-10
  • ISBN:9784822242978

書評

勝ち続けるデイトレの本質は「手法」より思考と規律。逆境と損失の受け止め方、陥りがちな7つの大罪、成功をつかむ12の法則を軸に、損切り・資金管理・検証の習慣を整える。初心者がやりがちな衝動エントリーを抑え、淡々と続ける“負けない型”が作れる。

本書は、全米のトレーダー養成機関「プリスティーン」創業者が、デイトレで生き残るための“発想術”を体系化した一冊。 チャート形状の当て物より、まずメンタルと行動を整える。逆境や損失をどう受け止めるか、失ったマネーと時間を取り戻すためのトレーニング、勝者が避ける「7つの大罪」、成功をつかむ「12の法則」「15の掟」、最後の教訓——と段階的に“勝ち続ける条件”を積み上げていく。読みどころは、勝ち方より“負け方の設計”。エントリーの根拠、損切り、ポジションサイズを事前に決め、日々の検証でルールを磨くことで、感情の売買を仕組みで抑える。原著は『Tools and Tactics for the Master Day Trader』で、用語や市場環境は米国前提の部分もあるため、数字や手口は鵜呑みにせず考え方を移植したい。 おすすめは、読後に自分の「やってはいけない取引」を3つ書き出し、次の1週間はそれだけ守ること。手法探しに疲れた人が、土台(規律・資金管理・振り返り)を作り直すのに向く。