マンガでわかる15年勝ち続ける 億超え投資家の株の基本
- 著者:立野新治/黒城ろこ・サイドランチ(マンガ)
- 出版社:池田書店
- 出版日:2019/03/15
- ISBN:9784262174723
書評
相場は常に変わる前提で、「相場観+投資法=投資脳」を鍛える入門マンガ。ネット証券誕生〜リーマン、金融緩和までの局面変化を追い、勝ち方より“対応の基本”を体に入れる。手法迷子のリセットに効く。
【どんな本?】
15年生き残った投資家が、「刻一刻と変化するマーケットにどう対応するか」を“マンガ+要点”でまとめた基本書。相場を読む力(相場観)と、その局面に合わせて投資法を選ぶ力(投資法)を合わせて「投資脳」と呼び、これを鍛えることが主題です。
【刺さるポイント】
良いのは、テクニックの羅列ではなく「相場の局面が変われば、正解も変わる」という前提を先に置くところ。ネット証券誕生〜新興バブル崩壊、資源バブルとリーマン、ヨコヨコ相場、金融緩和の上昇相場…と、相場の“空気”が変わる節目を見せながら、考え方の軸を作っていきます。結局、初心者が負ける原因は“自分の型を持たず、環境変化に振り回されること”。そこに気づかせてくれる構成です。
【こんな人に】
短期手法を渡り歩いて疲れた人、ニュースやSNSで判断がブレる人、まずは「相場を俯瞰する視点」を作りたい人に向きます。逆に、売買ルールの細部(エントリー条件や損切り幅など)だけを今すぐ欲しい人は物足りないかも。基礎の“OS”を入れ替える本として読むのが一番おいしい。
