「小売お宝株」だけで1億円儲ける法 「利益2倍なら株価4倍」の法則で騰がる!
- 著者:坂本彰
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2016/12/01
- ISBN:9784534054463
書評
個人投資家が「見つけやすい」とされる小売株に絞り、割安度×業績伸長から“お宝株”を拾う発想を提示。月次などの数字を追って仮説→検証する型が中心で、派手な売買テクより銘柄選定の再現性を上げたい人向け。
【どんな本?】
「小売株は業務内容や業績推移が比較的わかりやすい」という前提に立ち、個人が自力で“伸びる割安株”を探すための視点をまとめた一冊。勝ち筋をチャートの妙技に求めるより、数字の変化(利益の伸び)と株価の関係に軸足を置く。
【刺さるポイント】
本書の強みは、テーマを「小売」に絞ることで分析の迷子を減らし、見るべき材料を定型化している点。セクターを限定すると比較が効くので、初心者でも“何が良い変化で、何がノイズか”をつかみやすい。さらに「利益が伸びる局面」を見つけ、株価が反応するまでの時間差を取りに行く考え方は、短期売買の刺激より“中期で勝ちやすいルール”を作りたい人に効く。
【向き・不向き】
向くのは、銘柄選びを体系化したい人、決算・月次などの公開情報から仮説を立てたい人。不向きなのは、指数連動の長期積立一本で十分な人、チャート中心で機動的に回したい人。小売に絞った「型」を自分のチェックリストに落とせれば、他業種にも応用が利く。
