世界一わかりやすい!株価チャート実践帳
- 著者:渋谷高雄
- 出版社:あさ出版
- 出版日:2008-03-17
- ISBN:9784860632526
書評
株の専門用語に溺れず、トレンド・支持抵抗・出来高・移動平均など“5つのキーワード”でチャートを読む練習帳。88問の実例問題を解きながら、入る根拠と降りる基準(損切り)を先に決める感覚が身につく。読み物ではなく、手を動かすほど効く独学の味方。
『世界一わかりやすい!株価チャート実践帳』は、チャート本を「読んだ気」で終わらせないための“練習帳”。本書の軸は、難しい専門用語を増やすのではなく、トレード判断に直結する5つのキーワードを先に固定し、その上で88問の実例チャートを解いていく構成です。答え合わせの解説も「なぜ入るのか」「どこが崩れたら降りるのか」を繰り返し確認でき、独学でブレがちなエントリー/手仕舞いを手順化しやすい。特に、日経平均などの雰囲気に振り回されず、個別銘柄の値動きを“同じ物差し”で観察する姿勢が身につきます。読み方のコツは、通読よりも、間違えた問題に付箋を貼り、翌週もう一度解くこと。自分の弱点(飛び乗り、損切り遅れ等)が可視化され、検証の材料になります。反面、超短期の細かなテクニックや最新ツールの話は少ないので、まず基礎の型を作りたい人におすすめです。仕上げとして、各キーワードを自分のルール(買う条件/買わない条件/損失上限)に書き換え、少額で検証すると、本の内容が“知識”から“運用”に変わります。
