世界一わかりやすい!株価チャート実践帳〈スキャルピング編〉
- 著者:二階堂重人
- 出版社:あさ出版
- 出版日:2011-06-26
- ISBN:9784860634681
書評
デイトレより短い“スキャル”に特化し、上昇・下降どちらでも狙えるエントリーと利食いの型を、練習問題つきで反復できる実践帳。3つのツールで判断を統一し、迷いを減らす設計が強み。チャートを見ても手が止まる人の入門に。
本書は、株のスキャルピング(超短時間売買)を「感覚」ではなく「手順」に落とすためのチャート実践帳です。日経平均などの大きな流れに引っ張られがちな初心者に対し、短期の値動きで重要なのは“いま入る根拠”と“どこで降りるか”を先に決めることだと徹底します。特徴は、勝ちやすい局面の見分け方を3つのツールで整理し、判断基準をブレさせない作りになっている点。さらに練習問題が用意されているので、読むだけで分かった気になるのではなく、実際にチャートを見て「この条件なら入る/崩れたら撤退」を反復できます。
一方で、スキャルは取引回数が増えやすく、コスト(手数料・スプレッド)や約定条件の影響が大きいので、手法の丸のみは危険です。おすすめの使い方は、①本書で“型”を数個に絞る→②小さなロットで検証→③勝ちパターンと負けパターンを記録して微調整、の順。チャートの見方に自信がなくても、「同じ判断を繰り返せる」状態を作りたい人に向く一冊です。
