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究極の低位株投資術 FAI投資法

  • 著者:林知之
  • 出版社:パンローリング
  • 出版日:1999-10
  • ISBN:9784939103162

書評

低位株を「うますぎる話」で終わらせず、FAIというルール群で“発掘→仕掛け→手仕舞い→検証”を型にする実践書。銘柄選別の基準、損を小さくする考え方、迷いを減らすチェックポイントが具体的。短期の当て物より、再現性ある手順を作りたい人向け。入門にも。

『究極の低位株投資術 FAI投資法』は、低位株を“勘”や噂で追いかけるのではなく、一定のルールで拾い、伸びなければ早めに降り、伸びる局面だけを取りに行く――という運用を「型」に落とし込む本です。ポイントは、銘柄探し(発掘)から、仕掛け・手仕舞い、そして振り返り(検証)までが一連の手順として提示されること。相場の方向当てよりも、条件が揃った時だけ参加する姿勢を徹底します。

読みどころは、ルールを“守れる形”にする工夫。低位株は値動きが荒く、感情に振られやすい反面、売買のルールが決まるほど強くなります。本書は、場当たりで売買回数を増やすのではなく、チェック項目を固定して迷いを減らす発想をくれます。

おすすめの使い方は、まず自分の資金量に合わせて「1回の損失上限」と「撤退条件」を紙に書き、次に候補銘柄を数十件拾って“条件に合う/合わない”でふるい分けること。読み物として読むより、手順書として写経すると効果が出るタイプの一冊です。