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人と社会の本質をつかむ心理学(「わかったつもり」で終わらない独学シリーズ)

人と社会の本質をつかむ心理学(「わかったつもり」で終わらない独学シリーズ)

  • 著者:内藤誼人
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 出版日:2021/11/19
  • ISBN:9784799327869

書評

心理学を“用語暗記”で終わらせず、超初心者向けに1日1テーマの問いとワークで『自分の考え』を育てる独学書。心理学の勘違い、研究法、やる気・判断・人間関係、組織やビジネス、幸福まで3週で俯瞰できる。週ごとの復習メルマガ付きで、学びを行動に落としやすい。

【どんな本?】
「心理学って、結局なにを研究している学問?」から入り、1日1テーマで理解→自分の言葉でアウトプットまで促すワーク型の独学書。心理学の“よくある勘違い”や研究の方法を押さえたうえで、やる気・集中、学習、対人関係、判断のクセへと進み、最後は組織・ビジネス・幸福感など「社会を読み解く道具」としての心理学へ広げていく、3週間構成になっている。

【刺さるポイント】
教科書の要約よりも、「身近な体験に照らして検証できる」形で整理されているのが強い。知識を“わかったつもり”で止めず、問いに答えるプロセスで自分の思考の癖(決めつけ、思い込み、判断ミス)を可視化できる。さらに週ごとのまとめ解説と復習問題を送るメルマガ特典があり、読みっぱなしを防ぐ設計も実用的。

【使いどころ】
心理学入門で挫折した人、ビジネス書の心理ネタを「根拠ごと」理解したい人に向く。読み方は、気になったテーマだけ拾うより、1日分を短時間で回し、最後に“自分の現場(仕事/家族/発信)での例”を1つ書くのがおすすめ。

【注意点】
網羅的な大学教科書ではないので、用語の厳密さや学説の細部まで求める人には物足りないかも。逆に、まず地図を作ってから専門書へ進みたい人には、ちょうど良い助走になる。