蔵書検索

一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

  • 著者:山崎 圭一
  • 出版社:SBクリエイティブ
  • 出版日:2018/08/18
  • ISBN:9784797397123

書評

年号暗記から解放される“ストーリー型”世界史。出来事を数珠つなぎにして「なぜそうなったか」を追うので、知識が点でなく線になる。推理小説みたいに読めて、授業や受験の復習にも、教養としての世界史にも効く。世界史が苦手だった人の再スタートに強い一冊。

【どんな本?】
世界史を「年号の丸暗記」ではなく、“一本の物語”として理解させる新感覚の教科書です。地域や王朝が入れ替わるたびに分断されがちな世界史を、因果のつながりで数珠つなぎにしていくので、「覚える」より「納得する」読書体験になります。公立高校教師でYouTuberでもある著者の授業感覚がそのまま文章になっていて、テンポよく進みます。

【刺さるポイント】
刺さるのは、“理解のフック”が明確なこと。世界史が苦手になる典型は、出来事がバラバラに見えてしまうことですが、本書は「主語(誰が中心か)」「つながり(次に何が起きるか)」を意識させて、頭の中に一本道を作ってくれます。だから、テストのための知識も、教養としての理解も、両方が伸びやすい。読み終えると、他の世界史本や動画も吸収しやすくなる“土台”ができます。

【活かし方】
通読後、気になる時代を1つ選んで「原因→結果」を3行で要約してみる。これを数回やると、知識が自分の言葉で固定されます。