37の法律フレームワーク
- 著者:井垣孝之
- 出版社:ウィズダムバンク
- 出版日:2016-04-27
- ISBN:9784990871109
書評
法律の答案が「何から書くか」で止まる人は買い。憲法〜民刑・会社・訴訟まで、実務家の思考手順を“型(フレームワーク)”にして提示。事例を前に迷う時間が減り、書く順番が決まる。
本書は、法律の事例問題で多くの人がつまずく「論点は思いつくのに、答案の筋道が作れない」「要件とあてはめが散らかる」を、“思考の型”で解決しようとする実践書です。憲法・民法・刑法・商法/会社法・民事/刑事訴訟法・行政法まで、分野ごとに実務家が問題をどう切り分け、どの順番で検討し、結論にたどり着くかをフレームワークとして整理しています。 
良いところは、知識の追加より「使い方」を渡してくれる点。暗記の量を増やすより、答案の骨格(検討順序・型)を先に固定できるので、演習のたびに迷子になりにくい。通読して全体像を掴んだら、次は自分の苦手科目だけ繰り返し引いて、型を写経→演習→振り返り、のループに乗せると効きます。司法試験・予備試験だけでなく、法的思考(リーガルマインド)を「再現可能な手順」として身につけたい人にも相性がいい一冊です。
