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ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門

ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門

  • 著者:早稲田大学ビジネススクール/内田和成
  • 出版社:日経BP社
  • 出版日:2012/06/21
  • ISBN:9784822249007

書評

MBAの主要科目(戦略・マーケ・会計/財務・組織・意思決定など)を「忙しい実務家向け」に一冊で俯瞰できる入門書。断片知識を“経営の地図”に統合し、会議や提案での論点整理が速くなる。体系をつかんでから専門書へ進みたい人の最短ルート。

【どんな本?】
MBAで扱う基本領域を、実務家が使える形にまとめた「経営の総合基礎」。戦略、マーケティング、会計・財務、組織・人、オペレーション等を横断し、個別テーマの暗記ではなく“経営としてどうつながるか”を理解させる構成です。MBAに興味はあるが通学は難しい、あるいは自己流の勉強がバラけている人に向きます。

【刺さるポイント】
強いのは、仕事の現場で起きる「議論が噛み合わない」問題を、フレームの不足として補ってくれる点。たとえば、売上の議論が“施策”で止まっているのか、“顧客価値”や“収益構造”まで遡れているのか。利益の話が“コスト削減”だけなのか、“投資対効果”や“資本効率”まで踏み込めているのか。本書を通すと、論点の階層が見えるようになり、会議での質問力・整理力が上がります。MBA的思考を「一度俯瞰→必要箇所を深掘り」という学び方に変えられるのが価値です。

【活かし方】
読むときは、自分の仕事テーマを1つ決めて「戦略/マーケ/会計財務/組織」の4観点で1枚メモに落とす。空白が“次に学ぶべき論点”になります。