お金持ちになる心理学 ウォール街の金融マンも学んでいる
- 著者:和泉昭子
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2016/10/27
- ISBN:9784534054401
書評
お金が増えない原因を「知識不足」より“潜在意識のブレーキ”として捉え直し、行動の制約を外す実践書。ウォール街でも使われるという手法(The money clinic)を土台に、収入・支出・投資以前の「お金との関係」を整える。節約や勉強が続かない人ほど、最初に効く“心の設計図”。
【どんな本?】
お金持ちになれない理由を、スキルや運ではなく「無意識の思い込み(お金=汚い/怖い/自分には縁がない等)」に見いだし、その制限が行動をどう縛るかをほどく本。ウォール街の金融マンも受講するという『The money clinic』をベースに、心の状態を整えてお金の流れを良くする、という筋立てです。
【刺さるポイント】
本書が刺さるのは、「節約・投資の正解」を増やす前に、実行を止めている“内側の抵抗”を特定させるところ。知識はあるのに先延ばしする、稼ぐチャンスを避ける、増えた途端に浪費する——こうした現象を“性格”で片づけず、心理のパターンとして扱います。だから、家計術や投資本を読んでも行動が変わらなかった人ほど、次の一手が見えやすい。まず心のブレーキを外し、その上で具体策へ進む、という順番の本です。
【活かし方】
読後は「お金に対する口癖・感情」を3つ書き出し、1つだけ言い換えルールを作って1週間運用。ここが変わると、貯める/増やすの実務が動きやすくなります。
