まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論』
- 著者:nev(まんが)/藤屋伸二(監修)
- 出版社:宝島社
- 出版日:2014/04/28
- ISBN:9784800223760
書評
挫折した主人公が「村おこし」を任され、ドラッカー流のリーダーシップでチームと成果を立て直していく物語型ビジネス入門。目的・強み・役割・意思決定・コミュニケーションを“現場の言葉”に翻訳してくれるので、理屈は苦手でも腹落ちしやすい。初めてドラッカーに触れる人の入口に最適。
【どんな本?】
ドラッカーのリーダーシップを、ストーリー漫画で“状況ごと”に理解させる入門書。東京で挫折した主人公が地元に戻り、村おこしの現場で人を動かし、成果を出すために必要な考え方を学んでいく構成です。用語の説明よりも、「現場でどう使うか」に寄っています。
【刺さるポイント】
本書が効くのは、リーダーシップを“カリスマ性”ではなく「設計」として描くところ。目的を言語化し、強みを見つけ、役割を配り、意思決定の軸を作る——この基本が崩れると、良い人ほど疲弊しがちです。漫画は軽く読める一方で、チームの停滞がどこから生まれるか(目的の曖昧さ、責任の不明確、コミュニケーション不全)が具体的に見えるので、読後に改善点が出やすい。リーダーだけでなく、チーム側の動き方(貢献のしかた)にもヒントが残ります。
【活かし方】
読みながら自分の現場を「目的」「成果指標」「強み」「役割」「決め方」の5項目で1枚に書き出すのがおすすめ。空欄が、そのまま詰まりの原因候補になります。
