思いどおりに人間関係を操る 黒マナー・裏ルール
- 著者:内藤誼人
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2009/06/18
- ISBN:9784478009369
書評
「正しいマナー」より、結果が出る“裏のルール”に焦点を当て、人間関係を有利に進める心理学的コツをイラスト多めで解説。職場の暗黙知(立ち回り、評価、交渉、距離感)を言語化し、空気に飲まれず主導権を握る視点が手に入る。綺麗事だけでは前に進まない現場の処方箋。
【どんな本?】
ビジネスの現場で「守るべき」とされる一般的なマナーや仕事術を、心理学のデータから検証し直し、“本当に効く(時に黒い)”立ち回りのルールとして提示する本です。正攻法の礼儀作法というより、評価・影響力・人間関係のゲームで損をしないための暗黙知を、読みやすい短い項目でまとめています。
【刺さるポイント】
刺さるのは、「善い/正しい」と「勝つ/通す」がズレる場面を直視している点。職場では、言っていることより“見え方”で判断されたり、合理性より“感情と力学”で決まったりします。本書はそこを前提に、相手の反応を変える切り口(距離の詰め方、場の作り方、評価される振る舞い)へ落としていく。だから、真面目にやっているのに空回りしている人ほど、改善点が具体化しやすい一冊です。
【活かし方】
全部を真似るより、「自分が消耗しがちな場面」を1つ選び(会議/上司/交渉/根回し等)、使えそうなルールを3つだけ試す→振り返る、の反復がいちばん効きます。
