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「人たらし」のブラック心理術

  • 著者:内藤誼人
  • 出版社:大和書房
  • 出版日:2005
  • ISBN:9784479770794

書評

初対面で損しがちな人は買い。相手に「感じがいい」と思わせる第一印象、会話の運び、距離の詰め方を心理学ベースで具体化。媚びるのではなく、好感の“地雷”を避けて味方を増やす本。

この本は、世渡りの小手先ではなく「人に好かれる場面には共通の型がある」という発想で、初対面〜関係構築のコツをまとめた実用書です。狙いは“相手の心を操る”というより、相手が安心して心を開く条件を整えること。第一印象での振る舞い、言葉の選び方、会話の流れの作り方、職場での空気の変え方などを、章立てで場面別に整理しているので、今の悩みから拾い読みしやすい構成です。

効くポイントは、「好かれる技術」を“加点”だけでなく“減点を防ぐ”観点でも示してくれるところ。人間関係は、すごい一言より、うっかりの一言で崩れがちですが、本書はその地雷を避ける意識を持たせてくれます。営業・接客・マネジメントなど、人と会う回数が多い仕事ほど回収が早いはず。読むと、相手に合わせて自分を偽るのではなく、相手にとって受け取りやすい形に“届け方”を調整する、という健全な方向で使えます。
大和書房
+1