神マンガのストーリーで学ぶMBA入門
- 著者:上野豪/グロービスMBAマンガ研究会(編)
- 出版社:かんき出版
- 出版日:2020/10/05
- ISBN:9784761275112
書評
人気マンガの“あの場面”を入口に、ロジカル思考・マーケ・戦略・リーダーシップなどMBAの基本を一気に整理する本。専門用語を先に暗記させず、ストーリーの納得感で概念が入るので、ビジネス書が続かない人でも走り出せる。学んだ要素を「自分の仕事の一場面」に置き換えると即効性が高い。
【どんな本?】
MBAの定石(ロジカルシンキング、マーケティング、経営戦略、リーダーシップ等)を、“マンガの名シーン”から読み解く変化球の入門書。MBAをマンガ化するのではなく、既存の人気作品のストーリーを題材にして「いま何が起きていて、何が意思決定を分けたのか」を解説していく構成です。
【刺さるポイント】
この本の強みは、概念が「用語」ではなく「状況」として頭に残ること。たとえば事件解決の筋道=論理、勝つためのチーム設計=戦略、相手の心を動かす=マーケや交渉、といった具合に、抽象が具体へ落ちる。結果として、ビジネス書の典型である“分かった気がする”を避け、現場で使える粒度まで近づけます。さらに、9作品を横断して学ぶため、同じMBA要素でも見え方が変わり、理解が立体化するのも良いところ。
【活かし方】
読みながら「自分の仕事で似た場面は何か?」を1つだけメモし、そこで使うなら“次の一手”は何か(論点設定/顧客定義/打ち手の優先順位など)を書き足すと、読後に実務へ接続できます。
